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Firefox 4開発版にタブセットと呼ばれる機能が登場した。タブ表示エリアの右端に表示されるボタンがそれで、このボタンを押すとタブを視覚的に操作するためのページが表示されるようになる。これは数週間前に「タブキャンディ」として導入された機能で、今回、よりわかりやすい位置に配置が変更されている。

タブセットページではタブがそれぞれウィンドウとして視覚的に表示される。タブはドラッグ&ドロップが可能で、好きな位置へ移動することができるほか、自由なリサイズが可能。タブをグループ化することも可能で、用途に応じてグループ分けてしておけるという特徴がある。

17日(米国時間)ビルドのFirefox 4開発版。右上にタブセットのボタン

複数のページをタブに展開

開発版インストール後の起動で、そのままタブセットを押した場合

複数のタブを展開した状態でタブセットボタンを押した場合

タブはそれそれ移動可能。グループ分けもできる

ビューを変更した場合

タブを小さなウィンドウで一覧表示させるUIはすでにChromeやSafari、Operaなどが導入している。今回Firefox 4開発版に登場したタブセットはそうした機能とよく似ている。このままいけばFirefox 4 Beta 4にはタブセット機能が登場することになるとみられる。なおFirefoxでは、新規タブを開いた場合にはユーザの思考を阻害することがないようにブランクページを表示するポリリシーになっている。ただし、アドオンを使うことで新規タブが表示する内容を設定することも可能。