ヤマハは、同社ミュージックプロダクションシンセサイザーの最新モデル「MOTIF XF」(MOTIF XF8 / MOTIF XF7 / MOTIF XF6)を発売する。発売日は2010年9月15日。

ヤマハから、ユーザー待望となるミュージックプロダクションシンセサイザー「MOTIF XF」が発表された(写真はMOTIF XF8)。世界中のアーティストに認められた高品位な音色と演奏性、操作性をさらに強化した期待の最新モデルだ

同社フラッグシップ製品「MOTIF」シリーズの4代目となる本製品。アーティストのインスピレーションやアイデアを音楽の"モチーフ"として具現化するという基本コンセプトを継承しつつ、音のクオリティ、ユーザーインタフェースなどの基本機能をブラッシュアップ。また、音色拡張機能を搭載するなど大幅に進化した最新モデルとなっている。ピアノやキーボード、ドラムなどの新規波形も追加し、合計741MB(16bitリニア換算)もの大容量波形を搭載。高品位な音色群は、楽器特有の奏法を演奏中にリアルタイムで切り替えることができるXA(Expanded Articulation)機能を備える。さらに、Webなどからダウンロードした音色コンテンツをフラッシュメモリー(別売:FL512M/FL1024)に取り込むことで、最大2GBまでコンテンツの拡張も可能。なお、基本的な仕様は共通としながら、演奏スタイルに応じ61鍵(FSX鍵盤) / 76鍵(FSX鍵盤) / 88鍵(BH鍵盤)の3つのモデルから鍵盤仕様を選ぶことができる。

快適かつ直感的な操作性を実現するユーザーインタフェースもさらにブラッシュアップ。オプションのフラッシュメモリーエクスパンションモジュールによる最大2GBのコンテンツ拡張が行える