マウスコンピューターは7月30日、同社飯山工場(長野県飯山市)において、第1回目の「親子パソコン組み立て教室」を開催した。当日は、飯山市内に住む小学6年生の親子10組が招待され、ノートパソコンの組み立てにチャレンジした。
今回の「親子パソコン組み立て教室」は、飯山市教育委員会の協力を得て、学校を通して市内の小学6年生約200名に申込書を配布。そのうち51名から応募があり、抽選で10組の親子が選ばれた。参加費は無料だ。
飯山工場は、もともとはMCJが買収したiiyamaのディスプレイ工場で、現在はマウスコンピューターのパソコン製造を行っている。開催にあたり、マウスコンピューター代表取締役社長 小松永門氏は、「マウスコンピューターは、大手メーカーとは異なり、1台1台がオーダーメイドで、お客様のほしい商品を届けることをモットーにしています。みなさんは、パソコンがきちんと組み立てられるか心配しているかもしれませんが、大丈夫です。今日は、パソコンのおもしろさとものづくりの楽しさを感じて帰ってください」と挨拶。
また、来賓で招かれた飯山市 経済部 商工観光課 課長の佐藤幸博氏は、「マウスコンピューターさんには、iiyamaの名前を残していただき、飯山市も一緒に広報していただいて、ありがたく思っています。本日は、マウスコンピューターさんに最新のマシンを提供いただいた。みなさんは、組み立てたパソコンを起動し、Windows 7の画面を見たとき、きっと感動するでしょう」と語った。
パソコン組み立て教室は、校長として、飯山工場の橋立峰彦氏が講師を務め、各親子には、普段、飯山工場でパソコンの組み立てを担当している女性社員の方が一人ずつ先生としてついて、サポートした。
実は、サポートした女性社員の方は、51組の応募者の中から、それぞれの親子を引き当てた幸福の女神とでもいうべき人で、それだけに親子にとっては余計に親しみを感じたようだった。