日立アプライアンスは5日、加熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズの新製品「MRO-GS7」(総庫内容量22L)「MRO-GS8」(総庫内容量31L)を発表した。発売は7月下旬。価格はオープンで、推定小売価格は、MRO-GS7が4万5,000円前後で、MRO-GS8が5万5,000円前後。

コンパクトサイズオーブンレンジのヒット作「MRO-FS7」の後継モデル「MRO-GS7」。健康志向に合わせ、オートメニューの蒸し物を強化している

ミドルサイズのMRO-GS8はトリプル重量センサーを採用しており、オートで、重さや温度の異なる2品を同時に温めることもできる

両モデルは、それぞれ、「MRO-FS7」「MRO-FS8」のマイナーチェンジモデル。レンジの最高出力は1,000Wで(オート時のみ。手動調理時は800W/600W/500W/200相当/100相当)、オーブンの最高温度は250°C。スタンダードクラスのオーブンレンジではあるが、前モデル同様、水タンクを使用した本格的な加熱水蒸気調理機能を搭載しており、余分な脂や塩分を落とした調理が可能だ。本格的な加熱水蒸気による調理は、同シリーズの大きな特徴となっており、なかでも、MRO-GS7の前モデルMRO-FS7は、スチーム機能を備えていないか、備えていても皿に水を入れてスチームを発生させるという製品が主流のコンパクトサイズのオーブンレンジの中で、ヒット製品となっていた。

新モデルでの変更点は、健康志向の高まりに合わせ、オートメニューを、蒸し料理を強化したものに変えた点。従来は上位機種のみに搭載されていた鯛の塩釜焼きなども、オートメニューに加えられている(オートメニュー数は、MRO-GS7が33で、MRO-GS8が34)。また、新たにトーストを焼く機能も加えられた。

本体サイズは(ハンドル込み)、MRO-GS7が483mm(W)×340mm(H)×427mm(D)で、MRO-GS8が487mm(W)×365mm(H)×454mm(D)。いずれも、背面は、壁ぴったりに設置可能だ。上面と左右は、放熱用のスペースが必要となるが、上が100mm以上、左右が50mm以上となっており、設置性は高い。質量は、MRO-GS7が約13.5kgで、MRO-GS8が約16.5kg。