ベセトジャパンは1日、ボールペン型ボイスレコーダーの新機種として、多機能タイプ「MQ-007」とコンパクトタイプ「VR-P001」の2機種を7日に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、実売予想価格はMQ-007が1万4,800円前後、VR-P001が9,800円前後。

多機能タイプ「MQ-007」

MQ-007は、非圧縮高音質録音のPCM録音に対応したほか、通常のボイスレコーダーに搭載されている機能をペン型で実現した多機能タイプ。ジョグキーによる多機能操作が可能となっており、小型液晶も装備。アタッチメントの装着により、イヤホンや外部入力端子が利用可能となる。内蔵メモリは2GBで、リニアPCMモード(WAV形式)なら約6時間、長時間モード(MP3形式)なら約288時間の記録が可能。電源にリチウム電池を内蔵し、約2時間の充電で7時間の録音が行える。突起物含まないサイズはφ15mm×145mmで、重さは約34.5g。

コンパクトタイプ「VR-P001」

VR-P001は、φ11.4mmという細身のボディを実現し、手帳などの用途に対応するため全長を133mmにまで短縮したコンパクトタイプ。内蔵メモリは128MBで、高音質モードなら約4.5時間、長時間モードなら約18時間の記録が可能。電源にリチウム電池を内蔵し、約3時間の充電で12時間の録音が行える。重さは約18g。

また、どちらの機種も単体で録音と再生が行えるほか、USB端子を内蔵しており、記録した音声ファイルをパソコンにバックアップすることが可能。ボールペンとして使用することもできる。