日本ビクターは1日、「Everio(エブリオ)」シリーズのハイビジョンメモリームービー「GZ-HM350」を発表した。発売は7月上旬を予定しており、価格はオープン。市場価格は、8万円前後と予想される。

36倍の光学ズームで、遠い被写体も大きく撮影できる「GZ-HM350」。本体カラーはクリアブラックとチタンシルバー

GZ-HM350は、遠い被写体の撮影に威力を発揮する、光学36倍(43.7~1573mm)ズームの「コニカミノルタHDレンズ」を搭載するモデル。36倍という光学ズームは、家庭用ハイビジョンビデオカメラとしては、2010年7月1日時点での業界最高倍率となっている(同社調べ)。

また、1/4.1型総画素332万画素(動画有効画素116~138万画素)の、高感度「B.S.I.CMOSセンサー」を採用しており、暗いシーンでの撮影に有効(最低被写体照度4ルクス)。手ブレ補正は電子式で、ワイド側での撮影時に効果的な「アクティブモード」も装備する。

内蔵メモリーは32GBで、SD/SDHCカードも使用可能。内蔵メモリーのみで、最大約14時間40分のフルハイビジョンムービーの撮影が可能だ(EPモード)。

このほか、リチウムイオンバッテリー「BN-VG114」を同梱し、付属バッテリーでの連続撮影時間は約1時間40分(実撮影時間は約55分)。本体サイズは、52mm(W)×62mm(H)×110mm(D)。質量は約260g(バッテリー含む)。