アイ・オー、フルハイビジョンの15倍録画に対応したTVキャプチャカード

アイ・オー・データ機器は2日、地デジ・BSデジタル・110度CSチューナーをダブルで搭載する「GV-MPV/XSW」、およびシングル搭載の「GV-MPV/XS」、計2種類のTVキャプチャカードを発表した。いずれも6月中旬出荷開始予定で、価格は、GV-MPV/XSWが21,000円(税別)、GV-MPV/XSが15,700円(税別)。

いずれも、MPEG-4 AVC/H.264変換が可能な最新のトランスコードチップを搭載し(GV-MPV/XSWは2つ搭載)、MPEG-4 AVC/H.264の12Mbps～1Mbpsの幅広いビットレートに対応している。そして、ビットレートが1.6Mbpsの場合、フルハイビジョンを最大15倍で録画することが可能。また、15倍録画時の画質低下をおさえるため、新VBRアルゴリズムやブロックノイズフィルタ&ノイズリダクションを搭載する。新VBRアルゴリズムでは、動きの少ないシーンはビットレートをおさえ、動きの多いシーンではビットレートを優先的に割り当てることにより、画質を維持している。

そのほか、スペック的にフルハイビジョン映像のスムーズな再生が難しいノートPCなどに向け、ハイビジョン映像のままCPU負荷を低減する「Netbook SDモード」を搭載しており、リアルタイムでの変換ができる。

映像形式はMPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264、最大連続録画は24時間、占有スロットはPCI-Express×1。対応OSは、日本語版のWindows XP SP2以降/Vista(32bit版) SP1、SP2/7(32bit版、64bit版)。