Mozillaは6月1日(米国時間)、“Weave Sync”プロジェクトで開発してきた「Weave Sync」がMozilla Labsを離れ、Firefoxのロードマップに組み込まれたことを明かした。これに伴い名称が正式に「Firefox Sync」に変更された。

Firefox Syncは、複数のデバイスのFirefox間で履歴、パスワード、ブックマーク、開いているタブなどの同期を可能にする。現在のバージョンはv1.3だ。最新版は、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語を含む15言語以上をサポートし、サインナップおよびセットアップのプロセスがシンプルになり、すべてのリモート・タブにアクセスするためのボタンを備える。

現在Firefox Syncはアドオンとして提供されているが、Firefoxの次期メジャーリリース(Firefox 4)ではFirefox Syncの機能とサービスが標準サポートされる予定だ。