管理コンソールでActive Directoryユーザーのメールボックスを作成

まず、Active Directoryユーザーのメールボックスを管理コンソールで作成してみましょう。

(1)スタートメニューの「Exchange Management Console」(Exchange 管理コンソール)をクリックして実行します。

(2)Exchange管理コンソールの[メールボックス]を右クリックし、[メールボックスの新規作成]をクリックして、ウィザードを起動します。

[メールボックスの新規作成]をクリック

(3)[ユーザーメールボックス]を選択します。

[ユーザーメールボックス]を選択

(4)[既存のユーザー]を選択し、[+追加]ボタンをクリックして、Active Directoryのユーザーアカウントを選択します。

[既存のユーザー]を選択

(5)エイリアス(メールアドレスの@より前の部分)を入力します。

エイリアス(メールアドレスの@より前の部分)を入力

(6)ここまでの設定を確認して[新規作成]ボタンをクリックし、メールボックスを作成します。

設定を確認して[新規作成]ボタンをクリック

(7)終了画面を表示します。

終了画面。メッセージに注目!

ここで注意して欲しいのが、ウィザードの終了画面で表示された「Exchange管理シェルコマンドが完了しました」というメッセージ部分です。つまり、管理コンソールのウィザードは、ウィザードで選択・入力した操作内容に基づいてExchange PowerShellを実行しているのです。

WebCast配信決定!
- エバンジェリストが解説する最新情報インフラ

マイクロソフトでは、技術啓蒙活動の一環として「Tech Fielders セミナー」と呼ばれる無償セミナーを全国各地で行っている。

マイクロソフトのエバンジェリストが最新技術を駆使したシステム管理の効率化方法についてわかりやすく解説する同セミナーは、参加者の募集を始めるとすぐに定員に達してしまうほど人気が高い。受講したくてもなかなか叶わず、もどかしい思いをされている方も多いことだろう。

そんな皆さんに朗報がある。6月3日に開催される、『Tech Fielders セミナー 理想の情報インフラ 2010 ~道場スタイル』がWebcast形式で配信されることが決定した。

Tech Fielders セミナーの紹介サイト

テーマは、Exchange Server 2010、SharePoint Server 2010、Office Communications Serverを組み合わせた情報インフラ。メールシステム、情報共有基盤、ビデオ会議システム、テレフォニーなど、バラバラに稼働しているシステムを連携させて利用/管理したいといった要望を持つ管理者がターゲットとされている。

当日は、本稿で扱っているExchange Serverについても、最新版の機能や管理方法が詳しく紹介される予定。こちらのWebサイトから申し込めるので、興味のある方は受講してみるとよいだろう。