ヤマハは、64bitを含む最新OSへの対応をはじめ、大幅な進化を遂げたSteinberg製のネイティブ・オーディオ&ポストプロダクションソフト「Nuendo 5」を発表した。発売は8月予定。価格はオープン。

定番のネイティブ・オーディオ&ポストプロダクションソフト「Nuendo」の最新バージョン。高い安定性と互換性を兼ね備えた業務レベルの制作環境を実現する

本製品は、ポストプロダクション、ライブレコーディング、オーディオレコーディングに特化した業務用DAWの最新バージョン。ネイティブ制作環境におけるオーディオ&ポストプロダクションのデファクトスタンダードともなっているNuendoシステムをさらに強化。また、QuickTimeベースの新しいビデオエンジン、複数のオーディオクリップをひとつにまとめて扱えるクリップパッケージ機能、グラフィカルに使い勝手が向上したファイルマネージメントツール「MediaBay」、フレキシブルかつ高品位なミキシング&ルーティング、同社SyncStationへの完全対応など、ワークフローを改善してくれる多数の新機能を搭載する。「Surround Panner V5」、「REVerence」、「PitchCorrect 」、「VariAudio」といった新世代の各種プラグインの追加も行われている。対応OSは、Windows XP/Vista/7(64-bit含む)、Mac OS X10.5.8/10.6。2010年4月28日以降に「Nuendo 4」を購入したユーザーを対象に、Nuendo 5への特別価格バージョンアップ版も用意する。なお、YouTubeにて動画を視聴することが可能。