ディラックは、Lian LI製PCケースの新製品として、"クモ"のような特殊な形状が特徴のMini-ITX対応ベンチマーク検証台「PC-T1」を発表した。カラーバリエーションでブラックとレッドの2モデルを用意。発売日は5月21日。価格はオープンだが、店頭予想価格はブラックモデルが13,800円前後、レッドモデルが15,800円前後。

「PC-T1」のレッドモデル

特殊な形状だが、通常のバラックケース同様に、マザーボード、ドライブ類、電源など基幹パーツはすべて搭載可能で、パソコンとして普通に利用できる。フレームはアルミニウム製で、軽さと丈夫さを両立。底面部にケーブル取りまとめクランプを備え、見た目のすっきりとした配線も実現できる。

パーツ実装時の状態

底面にケーブルまとめクランプ

主な仕様は、対応マザーボード規格がMini-ITX。電源は非搭載で、対応電源規格がATX。ドライブベイは5.25インチスリム×1、3.5インチ×1。本体サイズ/重量はW227×D345×H272mm(足の寸法は除く)/1.08kg。