14cmファン採用のサイドフローCPUクーラー

サイドフロー型のCPUクーラーとしては極めて大きな製品「ARMAGEDDON」がProlimatechから新発売。サイドフロー型ながら、14cmファンの取り付けに対応したもので、冷却性能の強化および静音化に威力を発揮しそうだ。冷却ファンは別売となるが、両サイドへのデュアルファン仕様にすることも可能。価格は8,000円前後。

14cmファン用の大型CPUクーラー「ARMAGEDDON」。ファンは別売

一般的な12cmファン用(右)と比較すると、その大きさが分かりやすい

対応ソケットは、IntelのLGA1156/1366のみとなるので注意。AMDプラットフォームや、LGA775には対応しない。また、マザーボードによっては、チップセットクーラーの干渉などにより取り付けられないが、メーカーのWEBサイトに対応リスト( http://www.prolimatech.com/products/cpu_cooler/armageddon.html )が掲載されているので、こちらもチェック。

製品パッケージ。「ARMAGEDDON」の文字がメラメラ燃えている

それはいいとして、この「100% Brawn(筋肉?)」の意味がイマイチ分からない

クワッドファンも実現可能なVGAクーラー

同じくProlimatechからは、VGAクーラーの「MK-13」も登場している。これはなんと、最大で14cmファンを4個も取り付けられるというもの。どうやって? と思うだろうが、冷却ファン用のステーが付属しており、これをケースの空きPCIスロットに取り付けることで、ファンの設置場所を確保しているのだ。価格は7,500円前後。

冷却ファンの設置例。上にも2つ設置できるのが特徴となっている

上に取り付けたファンにより、グラフィックスカードの裏側も冷やすとか

冷却ファンは全て付属のステーで支える仕組み。面白いアイデアだ

本体はシンプル。ファンの重みがないので、VGAカードにかかる負荷は小さい

対応GPUは、GeForce GTX 285/Radeon HD 5870など。ただし、冷却ファンなどにより5スロット分を占有するということなので(ヒートシンクのみの場合は3スロット)、ほかの拡張スロットに何かカードを挿す必要がある場合には注意したい。