フェイス認証で同一人物の写真をすばやく振り分け

フォトムービーの素材には、ハードディスクに保存されている画像のほか、デジタルカメラ・デジタルビデオのメモリーカードやWebカメラから直接取り込んだものを使用できる。PowerPointファイルを読み込み、スライドごとにJPEG画像に変換する機能も新たに用意された。

メモリーカードから画像を取り込む

PowerPointファイルの読み込み

写真を撮り続けていると、画像ファイルの数が増え、必要なファイルを探し出すのがとても面倒だ。その問題を解決するため、MediaShow5には大量の画像を整理・分類する機能が搭載されている。そのひとつが、「フェイス認証機能」。MediaShowのフェイス認証は、画像に「顔」を含むものを抽出し、さらに顔を分析して同一人物を1つのグループにまとめる機能だ。このグループには、「タグ」と呼ばれるマークを付けることができる。

フェイス認証で顔を含む画像を抽出

顔を分析してグループ化する

グループにタグを付けると、画面左側のライブラリに顔のサムネイルとタグ名が表示され、サムネイルをクリックするだけで、グループ内のすべての写真を抽出できるようになる。 たとえば子供の写真を素材としたフォトムービーを作りたいとき、フェイス認証機能を使って写真を抽出し、子供の名前でタグをつける。これにより、クリックひとつで同じグループに属する画像を表示できるので、必要な画像を探す手間がはぶけ、フォトムービーの作成に注力できる。

人グループにタグを付ける

ライブラリにサムネイルが表示される。クリックするとグループ内の画像が抽出される

複数のグループに属する画像を

抽出することもできる

タグは任意の名前でも登録可能で、場所やイベントごとにタグを作り、画像に適用すれば、そのタグの付いた画像だけを抽出するといった使い方もできる。画像を日付ごとに別々のフォルダに振り分けることも可能だ。

タグ一覧はライブラリに表示される