250億ドルの市場価値と推定された米Apple CEOのSteve Jobs氏。iPadとiBookstoreでさらにどこまで評価を高められるか?

Dow Jones (現在は米News Corp.傘下)のBarron's Magazineは、「The Best CEOs」と題して高評価なCEOトップ30を掲載しており、この中で米Apple CEOのSteve Jobs氏が「最も価値のあるCEO」として紹介されている。また同記事を執筆したAndrew Bary氏は同氏の市場価値を250億ドルと推定、今後同社が競争を勝ち抜く上でのポジション作りに大きな貢献をしていると評価する。

同記事はBarrons.comのサイトで確認できる(要登録)。1990年代後半のApple復帰以後の同氏の活躍とApple復活については今さら多くを語るまでもないが、中でも同氏の価値を際立たせることになったのは、2008年から2009年にかけて病気治療のために行った半年間の休業宣言だ。折からの金融危機もさることながら、同氏の抜けたAppleは投資家からの将来性に対する疑念もあり、ピーク時の株価から4割以上下落する事態に陥った。

だが、同氏復帰後は順調に株価は上昇し続け、現在では過去最高の2000億ドルという時価総額を達成、米企業ランクでも4位に着けている(「Apple、時価総額2,000億ドル突破 - 倒産寸前から全米第4位に成長」)。また4月3日には期待の新製品iPadの登場が控えており、さらなる動向に注目したいところだ。