MS、音声/ビデオチャット機能搭載「Messenger for Mac 8」ベータ版配布

マイクロソフトは、音声/ビデオチャット機能を搭載したインスタントメッセンジャ(IM)「Messenger for Mac 8」ベータ版( Build 08.00.00.100305)の配布を開始した。「Mactopia Japan」サイト内の「ダウンロード」コーナーより「messenger8beta.dmg」として入手できる。ファイルサイズは22MB。正式版は、年内公開予定のオフィススイート「Office for Mac 2011」とともにリリースされる予定。

Messenger for Mac 8ベータ版は、Windows用IM「Windows Live Messenger 2009」との音声/ビデオチャットも行える。ただしベータ版であるため、パーソナルアカウントでのみ利用可能で、Windows Live IDが必要。Office Communications Serverには接続できない。また、ユーザーのプロフィール画像を表示できない、ファイル送信が行えない、特定条件下で音声/ビデオチャットが行えないなどの問題がある。

アンインストールする際、環境設定ファイルおよびログファイルを削除するには、「/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/com.microsoft.Messenger.plist」「/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/com.microsoft.Messenger.rtc.plist」「/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/Microsoft/Microsoft Messenger User Cache.plist」「/ユーザ/<ユーザー名>/書類/Microsoft Messenger.log」を削除する。また、/ユーザ/<ユーザー名>/書類/Microsoft ユーザー データ」フォルダ内にある「Microsoft Messenger Data」「Messenger Corporate Data」「Microsoft Messenger 履歴」を削除する。

対応環境は、Intel製CPU、1,024×768以上の画面解像度、2GB以上のメモリ、マイクおよびスピーカー、マイク付きヘッドセットなど同等の装置、互換性のあるWebカメラ、Mac OS X 10.5 Leopard以上。