3Dパフォーマンスと消費電力

それではベンチマークテストに移りたい。まずはグラフィックスの性能を、3DMark Vantage、3DMark06、The Last Remnant Benchmarkで計測する。あわせて、消費電力を、アイドル状態(idle)とThe Last Remnant Benchmark実行時のピーク(peak)のそれぞれ、ワットチェッカーを使いシステム単位で計測する。

3Dパフォーマンスについては、890GXと785Gでの比較で言うと、クロックが上がった分のスコア上乗せが確認できるが、対790GXだとそれほど変わらない。両者のベースとなるGPUコアは、世代こそ違うが3D能力は同等で動作クロックも一緒、世代移行による違いはサポートAPIなどの機能面がメインと考えられるので、このテストでは妥当な結果だろう。