ストリートファイター4は面白い結果が出ている。Xモードが150fpsで打ち止めとなっている格好だ。この延長線上にある2560×1600ドットでどうなるのかは興味深いが、この結果を見る限りHydraエンジンの効果は出ていないようだ。このようなタイトルを楽しむ際には、サポートリストに追加されるまではHydra Control PanelからHydraをオフにして楽しもう。また、そのような際を想定すると、プライマリ側のGPUをよりパフォーマンスの高いものにしておくことが望ましいと言えそうだ。

THE LAST REMNANT BENCHMARKは、グラフに線が2本しかないように見えるがこれで正しい。Hydraオンを指定したものの、起動させてみるとHydraが効いてないらしく、プライマリ側のGPU、GeForce GTX 280と同じスコアになってしまったためだ。また、実行画面にもHydraの動作モードを表すロゴが表れていない。マイドキュメントフォルダ下に置いてテストしたのだが、もしかするとHydraは2バイト文字が含まれるパスを認識しないことも考えられる。

World in Conflictは、ドライバ1.3.1では非サポートのタイトルだが、効果が現れた例になる。効果が現れたのは1,920×1,200ドット。1,280×1,024ドットはRadeon HD 4870と同等のスコアであり、1,600×1,200ドットではGeForce GTX 280と同等のスコア。1,920×1,200ドットでようやく全てを上回る48.7fpsという結果を出した。なお、向上率は122%程度であり、GeForce GTX 280とのフレームレートは5fpsであるから効果はそこまで大きなものではない。最適化が進んだ1.4.1での動作に期待したいところだ。ただ、非サポートタイトルであっても、効果が得られる場合もあるという例にはなるだろう。