ティアックは16日、高音質ステレオコンデンサーマイクによる24bit/48kHzのリニアPCM録音にも対応した、ICレコーダー2製品を発表した。発売は3月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は、可動マイク機構を採用した「VR-20」が18,000円前後、無指向性マイクの「VR-10」が15,000円前後。

可動マイクの「VR-20」

無指向性マイクの「VR-10」

両製品とも、音楽やフィールドでの高音質録音、会議やインタビューの録音など、ビジネスからプライベートまで様々な用途に対応するICレコーダー。24ビット/サンプリング周波数48kHzの高音質リニアPCM録音と、長時間録音が可能なMP3録音を用途に合わせて選択可能。状況に合わせて選べる2段階の録音レベル設定スイッチや96×96ドットのバックライト付グラフィカルディスプレイにより、簡単な操作で確実な録音を実現している。また、議事録起こしや語学学習に便利な再生速度可変機能やスピーカーを搭載するなど、再生機能も充実している。カラーは、ブラックとホワイトをラインアップ。

「VR-10」は、手軽に高音質な録音を行える無指向性マイクを採用。「VR-20」は、状況に応じてマイクポジションを変えることで、音源に合わせた最適な録音を行うことができるユニークな可動マイク機構を採用している。

32GB microSDHCカードに対応しており、2GB microSDカードが付属する。電源は、単4電池2本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)またはUSBパワー。外形寸法は、37mm×139.5mm×15mm(VR-20)、37mm×121mm×15mm(VR-10)。質量は電池を含まず、VR-20が56g、VR-10が51g。付属品は、microSDカード、Micro USBケーブル(0.8m)、ステレオイヤホン、単4形アルカリ乾電池2本。