日本ビクター9日は、HDメディアプレーヤー「CU-VS100」を発表した。発売は2月中旬で、価格はオープン。市場価格は2万円前後と予想される。

SD/SDHCカードスロットを2基備え、ファイルコピーや連続再生も可能なHDメディアプレーヤー「CU-VS100」

CU-VS100は、ハイビジョンムービーで撮影したAVCHD形式のムービーなどの再生を行うためのプレーヤー。フロントパネルにSD/SDHCカードスロットを2基装備しており、ここに挿入したメディアから再生を行う。対応フォーマットは、動画がAVCHD規格のほかに、MPEG-4 AVC/H.264(音声AAC)、MPEG-2 TS、MPEG-2 PSで、静止画がJPEG、音楽がMP3、WMA。AVCHD形式の場合は、24Mbpsの高ビットレートで記録したフルハイビジョンの動画も再生可能だ。

さらに、2基あるカードスロットは、スロットA。スロットBという構成になっており、スロットAに入れられたカードのファイルをスロットBにコピーすることも可能だ。最近のテレビでは、SD/SDHCカードスロットを装備するものも少なくないが、基本的に1基のみの装備だ。PCレスの環境でファイルコピーが可能というのは大きなメリットになるだろう。また、スロット間での連続再生にも対応している。

テレビとの接続は、HDMIかアナログの映像/音声ケーブル。それ以外の機器を接続するための入出力端子は装備されていない。