管理目的のリモートデスクトップのセットアップ

面白かったら拍手をクリック
後藤
3

まずは、管理目的でリモートデスクトップを使うためのセットアップを行う。

管理目的でリモートデスクトップを使うにはCALは必要ないそうだ。リモートデスクトップのアクセスを許可するとともに、アクセスに利用するユーザを追加するだけでよい。

スタートメニューをクリックして検索で「control system」を入力。起動してくる「システムのプロパティ」ダイアログで「リモート」タブを選択。リモートデスクトップアクセスを許可して、必要があればアクセスを許可するユーザを追加する。

検索フィールドにcontrol systemと入力して「システムのプロパティ」ダイアログを一覧に示す

「システムのプロパティ」ダイアログのリモートデスクトップ項目を変更

オプションについての詳細を表示するリンクでヘルプが起動

なお、上記の「システムのプロパティ」に登場する2つ目、3つ目の接続方法については以下のとおり。

接続の種類 内容
リモートデスクトップを実行しているコンピュータからの接続を許可する ユーザの利用しているリモートデスクトップのバージョンがわからない場合には適した選択肢。次の選択肢よりは安全性が低い
ネットワークレベル認証でリモートデスクトップを実行しているコンピュータからのみ接続を許可する ユーザのOSがWindows である場合にもっともセキュリティ保護レベルの高い選択肢

リモートデスクトップを許可する場合、管理者ユーザがWindows 7しか使わないなら一番下の選択肢を、そうでないなら真ん中の選択肢を選択すればよいようだ。ヘルプでもTechNetでも似たような情報が得られる。

Windows XPからWindows Server 2008 R2にリモートデスクトップアクセス

Windows 7からWindows Server 2008 R2にリモートデスクトップアクセス

FreeBSDからWindows Server 2008 R2にリモートデスクトップアクセス

TechNetの関連ドキュメント

リモートデスクトップサービスのインストール

面白かったら拍手をクリック
後藤
3

次に従業員がアクセスするためのリモートデスクトップサービスのインストールを行う。

作業はTechNetの記事「RD セッション ホスト サーバーで使用するライセンス サーバーを指定する」の説明どおりに進めた。ステップ数は多いが、すでにどのサービスを有効にすればよいか調べてあるので、起動してくるダイアログに従って進めるだけで作業は完了した。

リモートデスクトップサービスをインストールするためにサーバーマネージャを起動

役割を選択して、役割の追加をクリック

リストから「リモートデスクトップサービスを選択」

利用するサービスを選択、すくなくともセッションホストとライセンスは必要

用途に応じてネットワークレベル認証を使うか使わないか選択

ライセンスモードを選択

クライアントエクスペリエンスを選択

インストールオプションの確認

インストール中

インストール結果 - このまま再起動

再起動後さらにセットアップが続き、その後完了

サーバーマネージャでリモートデスクトップサービスのインストールを確認

TechNetの関連ドキュメント