OKIデータは、エコを意識し、毎分34ページの高速プリントを実現した、A4カラープリンタ「COREFIDO C610dn」と「COREFIDO C711dn」を発表した。1月中旬より出荷が開始され、価格はC610dnが123,900円、C711dnが155,400円となっている。

「COREFIDO C610dn」

「COREFIDO C711dn」

LEDプリントヘッドを採用しており、5年間の無償保証を実現している。モノクロ印刷は毎分38ページの印刷が可能で、C610dnは最大1,600枚、C711dnは最大1,850枚の給紙が可能だ。おもに、大量の印刷を行う官公庁や企業を販売対象としている。

発表会には、OKIデータのイメージキャラクタを強めるタレントの管野美穂さんも登場し、「エコで地球に愛を」と訴えた

そのほか、250g/平方メートルの厚紙印刷や自動両面印刷のほか、PCL5c、PostScript3互換に対応している。

外形寸法は、C610dnがW435×D604×H340mmで重量は23.9kg(消耗品を除く)、C711dnは外形寸法がW435×D604×H389mmで重量は26kg(消耗品を除く)となっている。

エコでは、スリープ時の消費電力0.9Wを実現しているほか、「エコマーク」、「グリーン購入法」、「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合しており、環境に配慮した商品となっている。

またOKIデータは、純正リサイクル・トナーカートリッジ「Grow the future(グロー・ザ・フューチャー)トナー」(以下、GF トナー)の販売開始も発表。従来のトナーカートリッジ(非リサイクル)よりも10%ほど安価で提供する。

OKIデータが販売を開始した純正リサイクル・トナーカートリッジ「Grow the futureトナー」

そのほか同社では、カーボン・オフセット「愛のかまど」活動も行っている。これは、アフリカやインドなどの発展途上国に、高効率燃焼かまどを設置する運動で、CO2排出の削減に貢献しているほか、けむりを煙突によって排出することにより、調理する人の健康維持にも役立っているという。同社では2009年、669カ所にかまどを設置したという。

OKIデータがカーボン・オフセットの認知向上も兼ね設置活動を続けている高効率燃焼かまど。従来のたき火による調理に比べ、50%以下の薪で調理ができる