Core i7/i5初の省電力版

Intelからは同時に、LGA1156プロセッサの省電力版となる「Core i7-860S」「Core i5-750S」も発売となっている。Core 2のときと同様に、モデルナンバーの末尾に「S」が付けられているが、TDPの削減はどちらも95W→82Wの13Wと控えめ。それに「S」付きモデルは通常版よりも低クロックとなっている点にも注意だ。

省電力版の「Core i7-860S」

右下のこれが省電力版の印

価格は、i7-860Sが34,500円~36,000円前後、i5-750Sが27,000円~28,000円前後。通常版に比べると、8,000円程度のプレミアが付けられている。

IntelのAtomマザーに新型

AtomプラットフォームのMini-ITXマザーボードでも、久しぶりに新製品が登場。グラフィックスとメモリ機能を統合した新型Atom(コードネーム「Pineview」)を搭載したもので、デュアルコア(Atom D510)版は「D510MO」、シングルコア(同 D410)版は「D410PT」となる。価格はそれぞれ、8,000円~9,000円前後、7,000円前後と新製品ながら安い。

Intelの純正Mini-ITXマザーボードが発売に

ヒートシンクは大きいがファンレスになった

従来の「D945GCLF2」に比べると、ファンレスになり、メモリスロットも2つに増えた。ただし、グラフィックス出力が依然としてVGAのみという点は残念。

1万円台前半で買えるIntel製SSD

人気のIntel製SSDには、廉価版の「X25-V」が新登場。「X25-M」に比べると、容量が40GBと半減しただけでなく、転送速度もリード時最大170MB/s、ライト時最大35MB/sに抑えられているが、価格は12,000円~14,000円前後と安く、ぐっと手が出しやすくなった。ベンチマーク結果については、弊誌レビューなどを参照して欲しい。

Intel製SSDの新モデル「X25-V」

ローエンドのモデルとなる