Freescale Semiconductorは1月4日(米国時間)、ARM Cortex-A8コアのi.MX515プロセッサを搭載したタブレット・デバイスのリファレンスデザインを公開した。7インチ(1024×600)のタッチスクリーンを装備。今日の一般的なネットブックの1/3程度の大きさで、200ドル以下のスマートブック・タブレットを実現する。早ければ2010年夏に同デザインを採用した製品が登場するという。

i.MX515搭載スマートブック・リファレンスデザイン

オプションのキーボードに設置した状態

  • プロセッサ:Freescale i.MX515
  • メモリ:512MB DDR2
  • ディスプレイ:7インチ(1024×600)
  • ストレージ:4-64GB内蔵、micro SDスロット
  • 通信:802.11 b/g/n、Bluetooth 2.1、3G(オプション)
  • インターフェイス:USB 2.0、USB mini、オーディオ入/出力
  • その他:300万画素カメラ、GPS、加速度センサ、アンビエントライトセンサ
  • サイズ:200×128×149ミリ、376グラム

電力管理IC「MC13892」を搭載し、i.MX515との組み合わせによる長時間バッテリ駆動を実現している。ソフトウエアキーボードを用いたディスプレイ上での入力のほか、タブレットを差し込んでノートPCスタイルで入力できるキーボード・アクセサリも用意されている。

同社は7日に米ラスベガスで始まる家電見本市CESでAndroidおよびLinuxで動作するタブレットのデモを披露する。