ディリゲントは、Native Instruments社製DJ専用コントローラー「TRAKTOR KONTROL X1」の日本先行発売を記念し、渋谷SECOにて「TRAKTOR KONTROL X1 RELEASE PARTY」を開催した。本イベントでは、TRAKTORの魅力を世界に先駆けて紹介すべく、トップDJによる同コントローラーを駆使したパーフォーマンス、およびTRAKTORの新たなパフォーマンス性をいち早く体感できる特設ハンズオンブースなどが催された。

Native Instruments社製DJ専用コントローラー「TRAKTOR KONTROL X1」

同製品は、Native Instruments初となるTRAKTORの名を冠したコントローラー。デジタルDJソフトウェアのTRAKTORシリーズとUSBケーブル1本のシンプルな接続で、簡単・快適にトランスポート、エフェクトなどの各種パラメーターを操作することができる。軽量・コンパクトなボディーには、激しいDJプレイにも耐える12個の高解像度ノブや、DJブースなどの暗闇でも優れた視認性を発揮するバックライトLED付きボタンなどを装備する。また、同製品からTRAKTORのあらゆる機能にアクセスし、詳細かつダイレクトな操作を行える。発売は12月19日。価格はオープンプライスで、市場予想価格は2万4,800円前後。なお、初回限定パッケージには、別売りの「TRAKTOR KONTROL X1専用ケース」も無償でプレゼントされるとのこと。

TRAKTOR KONTROL X1 RELEASE PARTYは、UKのSkam Records所属Team DoyobiのメンバーでもあるZero Charisma、US西海岸のDroid Recordingsの創始者Drumcell、さらに日本からOPUESTO所属のSeapなど、豪華な顔ぶれのゲストDJ陣により大変な盛り上がりを見せた。中でも、イベントのラストを飾ったZero CharismによるTRAKTOR KONTROL X1を2台駆使し、「TRAKTOR SCRATCH PRO」の4デッキを自由自在に操るパフォーマンスは、まさにTRAKTOR KONTROL X1のコントロール性能の高さと優位を強く感じられるものであった。

トップDJによるTRAKTOR KONTROL X1を使ったパフォーマンスに会場にヒートアップ。DJごとに様々なバリエーションのX1の活用方法が披露されていたもの特徴的だっだ

なお、会場では、実際にユーザーが、TRAKTOR KONTROL X1を自分の手で操作し体験できるハンズオンコーナーも設けられており、多くの来場者から人気を集めていた。既存のTRAKTORユーザーだけでなく、これからDJを始めたいというユーザーも多く、各種機能や操作方法などについて、メーカー担当者への熱心な質問が続く場面なども数多く見受けられた。

TRAKTOR SCRATCH PRO/TRAKTOR PROと、TRAKTOR KONTROL X1を組合わせたハンズオンブースも来場者で大盛況。ユーザーからの注目度の高さをうかがわせた

TRAKTOR KONTROL X1は、プロフェッショナルDJの厳しい要求にも応える非常に高いコントロール性能をリーズナブルかつコンパクトに実現するだけでなく、コントローラー単体で購入した場合にもパーケージにDJソフトウェアがあらかじめ付属するなど、DJに興味がある初心者ユーザーへの最初の機材としても最適な1台といえるだろう。