Avira GmbH(本社:独)は1日、同社初となる日本語版セキュリティ製品を発表、日本のコンシューマ市場に参入するとを表明した。発表された日本語版製品のラインナップは、「Avira AntiVir Personal」(無料)/「Avira AntiVir Premium」(1PC/1年間 価格3,500円)/「Avira Premium Security Suite」(1PC/1年間 価格5,000円)となる。対応OSは、Windows 2000(SP4) / XP(SP2) / Vista / 7。有償ラインナップについては同社Webサイト「www.avira.jp」、無償版については「free.avira.com/jp」からダウンロードできる。
都内で開かれた製品の発表会の場において、同社CEO チャーク・アウアーバッハ氏は日本法人を設立し、サポートやユーザーとのコミュニケーションの拠点を確立していく旨を述べるとともに、「1986年の会社設立からマルウェアとの戦いを続けており、現在では全世界で1億人、英語版にもかかわらず日本では75万人のユーザーがいる。今回の日本語版の製品により、この数はさらに増えることと期待している。」と日本語版製品ラインナップへの期待を寄せた。
製品は、無料のアンチウイルスソフトとなる「Avira AntiVir Personal」とメールやWebからの脅威など外部からの脅威への防御、CDブートによりマルウェアを駆除するレスキューシステム機能なども付加される「Avira AntiVir Premium」、さらにファイアーウォール、バックアップ機能、ペアレンタルコントロールなど総合的にユーザーを保護する「Avira AntiVir Premium」となる。最新版となるバージョン9では、スキャンスピードが従来比で20%アップしたほか、マルウェアの侵入によりアンチウイルスが無効化されることを防ぐ「セルフディフェンス」機能などが搭載されている。
なお、同社では発売を記念して、最初の「Avira AntiVir Premium」 / 「Avira Premium Security Suite」の1年ライセンス購入者に、さらに1年分のライセンスをプレゼントをするキャンペーン「日本語版リリース記念、7日間限定キャンペーン」を実施(12月7日まで)。詳細はWebサイトにて告知されている。