DENONは、デジタルDJソフトウェアのデファクトスタンダードともなっているSerato社「SCRATCH LIVE」を、快適かつダイレクトコントロールできるMIDIサブコントローラー「DN-HC1000S」を、2009年11月上旬より発売開始すると発表した。価格はオープンプライス。

DN-HC1000Sでは、これまでPCのキーボードなどを使用して行っていたミックスや各種機能の切り替え作業を、高品質なスティールキャビネットおよびラバーキーを採用した専用コントローラー(ボタン、ノブ)により、直感的に操作することが可能となった。SCRATCH LIVEでの利用に最適化さた設計が行われており、面倒な操作や設定などは一切する必要がなく、SCRATCH LIVE(バージョン1.9.2以降)がインストールされたPCにUSB接続するだけのUSBプラグ・アンド・プレイで、自動的に認識およびセッティングが完了する。

DN-HC1000Sには、SCRATCH LIVEのコントロールに最適なMIDIマッピングが施されたMIDIチャンネル1に加え、その他の機能拡張やユーザーの好みやシチュエーションに合わせてアサイン・カスタマイズが行なえるよう、合計4つのMIDIチャンネル(1~4)が用意されている。また、SCRATCH LIVE以外のDJソフトウェアのMIDIコントローラーとしても使用することができる。なお、本体ボディーは、250(W)×25(H)×88(D)mmの小サイズで、重量はわずか1kgと非常にコンパクト。USBバスパワー駆動にも対応しているため、持ち運びにも大変便利で広範囲で活用可能。対応OSは、Windows XP SP2/Vista、MAC OSX以降。USBケーブル(1050mm)が付属する。

デジタルDJソフトウェア「Serato Scratch Live」の操作が快適に行えるMIDIサブコントローラー「DN-HC1000S」が登場。Scratch Liveと組み合わせれば、簡単セッティングでPCキーボードに代わる、直感的で快適な操作環境を構築できる。デジタルDJソフトウェアをPCキーボードでオペーレートすることによって生じる様々な問題点やストレスともいえる部分が、このコントローラーで解決できる。Scratch Live以外のDJソフトウェアでも活用可能という汎用性も魅力的。画像はDN-HC1000Sの上面。各ボタン配置も実用的なものとなっている