DAWの自動マッピングを可能にするDirectLinkモード搭載の「Oxygen」発表

アビッドテクノロジーは、同社M-Audioブランドから、音楽制作ソフトウェアとの自動マッピングを可能とする「DirectLinkモード」を搭載した新しいUSB MIDIコントローラー「Oxygen」シリーズを、2009年11月上旬に発売する。

Oxygenシリーズの第3世代となる本製品では、専用トランスポート/トラック・セレクト・ボタンなどを備え、音楽制作ソフトウェアの各種機能とシームレスに連携可能なDirectLinkモードを新たに搭載する。また、本体に装備されたノブ、専用トランスポート/トラック・セレクト・ボタンなどのコントローラー群を、トランスポート、ミキサー、トラック・パン、プラグイン・パラメーターを含む音楽制作ソフトウェア共通の機能に自動マッピングすることができる。あらかじめ、ポピュラーなバーチャル・インストゥルメントに関する設定がファクトリー・プリセットとして収録されているため、複雑な設定なしで使用することが可能だ。なお、新Oxygenシリーズには、濃紺のボディーカラーが採用されており、25鍵盤/49鍵盤/61鍵盤のキーボード(ベロシティー・センシティブ対応)を備えた、「Oxygen 25」、「Oxygen 49」、「Oxygen 61」の3モデルをラインアップする。

Oxygen 25

Oxygen 25は、USBバス電源駆動の25鍵盤USB MIDIコントローラー。わずか1.7kgのコンパクトボディーに、ベロシティー・センシティブ対応の25鍵キーボードをはじめ、MIDI割当て可能なノブ8系統、専用トランスポートコントローラー6系統、専用トラックアップ/ダウンボタン、さらにMIDI割当て可能なスライダーといった、多彩な操作子が集約されている。サスティーン・ペダル入力端子を装備する。

Oxygen 49

Oxygen 49は、USBバス電源駆動の49鍵盤USB MIDIコントローラー。持ち運びやプライベートスタジオなどので音楽制作にも最適なベロシティー・センシティブ対応の49鍵キーボードだ。MIDI割当て可能なノブ8系統、MIDI割当て可能なスライダー9系統、専用トランスポート・コントローラー6系統 、専用トラックアップ/ダウンボタンなどを装備する。サスティーン・ペダル入力端子を備える。

Oxygen 61

Oxygen 61では、USBバス電源駆動の61鍵盤USB MIDIコントローラー。ライブステージなどでのリアルタイムパフォーマンスにも活用できるベロシティー・センシティブ対応の61鍵キーボードを搭載。MIDI割当て可能なノブ8系統やMIDI割当て可能なスライダー9系統 、専用トランスポート・コントローラー6系統、専用トラック・アップ/ダウン・ボタンなどを、より操作しやすい余裕をもったレイアウトで配置されている。同製品もOxygen 25やOxygen 49と同様に、サスティーン・ペダル入力端子を備える。

なお、いずれのモデルもキーボードは、ベロシティ・カーブ4種類と固定ベロシティ設定3種類をサポートする。