テキストエディタの検索機能は、作業時点で開かれているファイルのみを対象とすることが一般的。しかしmiでは「マルチファイル検索」を実行することにより、開いていないファイルをも対象に全文検索できる。使い方はかんたん、検索したい語句を選択した状態でツールバーの[選択文字列をマルチファイル検索]ボタンをクリックすればいい。

ただし、そのとき開いている(選択した語句が含まれる)テキストファイルが保存されたフォルダを基準として、再帰的な検索が行われることには注意しよう。ホームフォルダ(/Users/ユーザ名)直下に保存されたファイルを対象にマルチファイル検索を実行すると、「書類」フォルダや「ライブラリ」フォルダ全域まで対象となるため、検索完了までにはかなりの時間を要すことになる。また、初期設定ではあらゆるタイプのファイルが対象となるため、環境設定の「検索」タブで、[タイプ未設定かTEXTのファイルのみ]をチェックしておいたほうがいいだろう。

マルチファイル検索を実行すると、現在開いているファイル以下の領域を再帰的に全文検索できる

モード設定でCもTeXもらくらく編集

どのモードを適用するかは、ファイルの拡張子により判定される

miでは、テキストファイルの種類に応じて作業モード(以下、モード)をカスタマイズできる。モードはHTML(.html、.htm)やC言語関連のソース(.c、.mなど)、TeXの文書(.tex)といったファイルの拡張子により判別され、どのモードにも属さないファイルには標準モードが適用される。ファイルに適用するモードを手動で変更する場合は、メニューバーから[ドキュメント] - [モード] - [モード名]を選択する。

モードを使い分けることにより、ソースの性質に応じた編集作業が可能になる

モードのカスタマイズは、メニューバーから[mi] - [モード設定...]を選択すると表示される「モード設定」画面から行う。モードに関連付ける拡張子を追加する場合には、目的のモードを選択した状態で「開く」タブを選択し、ファイルの拡張子欄下にある[新規]ボタンをクリックしたうえで、拡張子を入力すればいい。画面上の[モード追加...]ボタンをクリックし、モード自体を新設することも可能だ。

なお、ユーザ有志によりモードファイルの配布も行われている。一般的には、モード設定画面の右上にある[モード設定フォルダ]をクリックすると現れるフォルダ(~/Library/Preferences/mi/mode)へ書類一式をコピーすればOKだ。miのWebサイトには、自作モードファイルのリンク集が用意されているので、RubyやJavaScript、PHPなどの言語に対応したモードがほしい場合はチェックしてみよう。