ヤマハは20日、CDプレーヤー「CD-S300」と、FM/AMチューナー「T-S500」を発表した。発売は9月下旬。価格は、CD-S300が4万3,050円、T-S500が3万0,450円。

HiFiエントリークラスのCDプレーヤー「CD-S300」

40局のプリセットメモリーを装備するFM/AMチューナー「T-S500」

CD-S300は、同社のHiFiコンポーネントに共通するデザインを採用するCDプレーヤー。同社のCDプレーヤーとしては最も低価格なモデルではあるが、相互干渉を抑えるための、電源、デジタル、オーディオの各基板のブロック化、オーディオ回路の左右対称化、音声信号の経路の最短化など、高音質化のためのレイアウト設計やバーブラウン製の192kHz/24bitの高精度DACなどにより、ナチュラルなサウンドを実現している。また、デジタル出力とディスプレイ表示をオフにすることで、アナログ出力へのノイズの影響を抑えるピュアダイレクトモードも搭載する。また、フロントパネルにUSB端子を装備。iPodのデジタル接続も可能だ。

T-S500は、同社としては2005年以来となる、久々のチューナー。こちらも、同社のHiFiコンポーネントに共通のデザインを採用する。40局のプリセットメモリーを装備しており、ロータリーエンコーダーで素早く選局することが可能だ。