動画編集ソフト「LoiLoScope」を開発するLoiLoは19日、三菱UFJキャピタルを割当先とする4,999万円の第三者割当増資を実施、米国シリコンバレーにオフィスを開設したことを発表した。

同社は、バンダイナムコゲームスでの開発経験もあるグラフィックソフト開発者の杉山浩二氏と、未踏ソフトウェア創造事業「天才プログラマー/スーパークリエータ」認定の杉山竜太郎氏、兄弟で創業。マイクロソフトのWPF(Windows Presentation Foundation)とNVIDIAのCUDAを活用し、高速な処理速度を可能とする動画編集ソフト「LoiLoScope」を展開している。

引受先となる三菱UFJキャピタル 投資第3部次長 渡辺洋行氏からは、以下のようなコメントが寄せられている。

「LoiLo は日本発でグローバルに展開できる可能性を持つ稀なソフトウェア企業。今回の増資を契機に、経営基盤の確立と開発/営業体制の充実を進め、これまで国内外の大手事業会社と行ってきたアライアンスを加速させます。また、新たなパートナーとのビジネスも計画中。LoiLo 経営陣と協力し、一気にマーケットシェアの獲得を目指します」