東芝ホームアプライアンスは16日、真空IH保温釜の新モデル6機種を発表した。発売日、価格などは表のとおり。

W真空αエンジンを採用しながらも、低価格化が図られた「RC-10/18VGC」

真空圧力IH保温釜「RC-10VGC」「RC-18VGC」は、昨年9月に発売された「RC-10VGB」「RC-18VGB」の後継機種。真空ポンプを2機搭載する「W真空αエンジン」を採用するモデル。真空ポンプによる減圧は、最初の米を水に浸す工程と、炊きあがり時、保温の際に使用される。浸し段階では、減圧を行うことで、米の中の空気が吸い出され、代わりに水が浸透することで、ふっくらとした炊き上がりを実現する。また、炊きあがり時に減圧を行うことで、余分な水分を飛ばし、米の表面のはりやつやをアップする。保温段階では、低酸素状態を作り出すことで、米の変色やニオイの発生を抑える。W真空αエンジン搭載モデルでは、白米ならば40時間、玄米や雑穀米でも12時間、変色やニオイの発生を抑えた保温が可能だ。

シングルタイプの真空ポンプを搭載する「RC-10VXC」「RC-18VXC」「RC-10VZC」「RC-18VZC」は、ラインナップ的には、昨年モデルの「RC-10VSB」「RC-18VSB」「RC-10VWB」「RC-18VWB」の位置の製品となるのだが、機能面からみると、別のラインの製品。昨年モデルのVSB/VWBは、1.2気圧までの圧力機能を搭載していたが、新モデルでは、VXCが1.05気圧、VZCには圧力機構は搭載されていない。

ただし、同社によると、炊飯時の温度制御の精度をアップさせることで、炊きあがりに関しては従来以上のレベルとなっているとのことだ。温度制御では、沸騰のたち上げ段階での温度制御がポイントとなっており、40°Cから70°Cの温度帯をなるべくゆっくりと通過させることで、米の甘みや質感をアップさせている。

新デザインを採用する「RC-10/18VXC」「RC-10/18VZC」

またVXC/VZCでは、上位機種と同様に、内釜の外側に銀をコーティング。さらに、従来は釜底だけだったディンプル加工を、外側すべての面に施すことで、釜の表面積を増やし、炊きムラを抑えている。また内側には沸騰開始時に細かな気泡を発生させるダイヤモンドチタンコートを採用している。また、デザイン面では、先日発売された圧力IH保温釜「RC-10RY」「RC-18RY」に近いものとなっており、蓋部分に液晶パネルや操作系が集められているほか、内釜の周囲にはステンレス性のフレームを採用。手入れ時の手間を少なくしている。

種類 型名 炊飯容量 発売日 価格 推定小売価格
真空圧力IH保温釜 RC-10VGC 1.0L 9月1日 オープン 8万円前後
RC-18VGC 1.8L 9月1日 オープン 8万3,000円前後
RC-10VXC 1.0L 9月1日 オープン 6万円前後
RC-18VXC 1.8L 9月1日 オープン 6万3,000円前後
真空IH保温釜 RC-10VZC 1.0L 8月1日 オープン 4万円前後
RC-18VZC 1.8L 8月1日 オープン 4万3,000円前後