ゼンリンデータコムとフラグシップは7日、両社が7月中に公開する、位置情報を活用してユーザーの「おでかけ」を支援するモバイルサイト『おでかけコンパス』において業務提携すると発表した。

今回の提携では、両社が互いの顧客基盤を活用し「おでかけコンパス」を拡販。同サイト内で提供されるバナー広告枠、スポンサード/タイアップ枠の販売を始め、メールマガジン内の広告枠や、他社サイトへの連動企画の販売などが対象となる。

また「利用者の属性」「アクション」に合わせ最適化された行動ターゲティング、ジオターゲティング型広告の展開を始め、店舗展開している顧客企業への来店誘導ソリューションなども提供する。

サイト運営においては、ゼンリンデータコムの持つ地図配信や位置情報を利用したコンテンツ開発などのノウハウと、フラグシップが持つモバイルメディアの企画やマーケティング、プロデュースなどのノウハウを生かし、サービスを共同運営する。

さらに、今回の協業を通じて得たノウハウを共有することで、「位置情報や利用者行動支援などを軸とした、モバイルメディア領域における新規サービスも開発する」(両社)としている。

おでかけコンパスは、7月中に公開し、iモード・EZweb・Yahoo!ケータイに対応する予定。