まず、ハードウェアを見ていこう。地デジチューナーは本体に内蔵されており、B-CASスロットは右側面のカバーにある小さな切り欠きを詰めで引っかけることでアクセスできる。まさか、という位置で搭載にはかなりの苦労があったのではと推測される。なお、アンテナ線は、右側面の奥にある非常に小さなコネクタに付属の変換ケーブルを接続することではじめて取り付けられる。ここにも苦労の後が見え隠れする。
ちなみに、液晶ディスプレイの右側にはアンテナが収納されているが、これはワンセグ用。地デジチューナーの受信には利用できないので、外出先で地デジ放送を楽しんだり録画はできない。ちょっと残念なところだ。
なお、映像を大画面テレビで楽しめるように左側面にはHDMI出力端子が搭載されているが、地デジ放送で出力できるのは720p(1,366×768ドット)まで。フルHDの解像度での出力に対応していない。
地デジの視聴・録画ソフトウェアは「Giga Pocket Digital」となっており、ほかのVAIOシリーズと同じものを搭載している。そのため、自分の気になるキーワードを登録しておけば、関連する番組を自動的に録画してくれる「おまかせ・まる録」、番組を解析した盛り上がるシーンだけをピックアップする「ダイジェスト再生」なども問題なく利用可能だった。
ただ、光学ドライブを搭載していないので、番組のムーブやダビングには別売りの外付けDVDドライブが必要となる。ちなみに、メモリースティックへの書き出しは、標準搭載のスロットにメモリースティックを挿すだけで実行できた。