システム青山は、富士通専門店「アクセス」において、親指シフトキーボードを搭載した13.3型ワイドWXGA(1,280×800)ノートPC「FMV-S8380 親指シフトキーボードモデル」の提供を開始した。価格はエコノミーモデル「FMV-S8380/S Eセット」が149,980円、DVDスーパーマルチドライブと無線LANを搭載したバリューモデル「FMV-S8380/S Vセット」が188,000円。

「FMV-S8380 親指シフトキーボードモデル」

親指シフトキーボードとは、富士通のワープロ専用機「OASYS」シリーズに搭載されていた、富士通による独自開発のキーボード。人間工学と日本語の各音の出現頻度に基づいて3段30キーにかな文字をバランスよく配列することで、英文タイプライターと同様のタッチタイピングが可能となっている。また、すべての文字が1ストロークで入力できるなど日本語入力の効率のよさにより、根強い支持を得ている。

FMV-S8380 親指シフトキーボードモデルは、富士通のFMV-LIFEBOOK S8380シリーズの13.3型ワイド液晶モデルをベースとして、中央に「親指左(無変換)」「親指右(変換)」を配置した本格的な配列のバスタブ構造の親指シフトキーボードを搭載したモデル。

FMV-S8380/S Eセットの仕様は、CPUがIntel Celeron 585(2.16GHz)、チップセットがMobile Intel GL40 Express、メモリが1GB PC3-8500 DDR3 SDRAM(1GB×1、最大4GB)。グラフィックス機能はIntel GMA 4500M(チップセット内蔵)を利用する。ストレージは80GB SATA HDD、光学ドライブは搭載されていない。その他の機能はギガビットLANなど。OSはWindows XP Professionalがプリインストールされている。

FMV-S8380/S Vセットでは、メモリ容量が4GBとなり、DVDスーパーマルチドライブと無線LANが追加されている。その他の仕様は共通だ。

本体サイズはW314×D234×H34.9mm、重量は約1.83kg(ウェイトセーバー搭載時)。