【レビュー】超小型で爆安! 場所を選ばないお手軽Nettop - エプソンダイレクト「Endeavor NP11-V」(前編)」では、「Endeavor NP11-V」をリビングに置いて大型液晶TVと接続した。大きな画面でウィンドウズを操作できるのは非常に快適なのだが、有線のキーボードとマウスを使ったため液晶TVから離れられない。より快適に使うなら、やはりTVから離れて操作したほうがいいだろう。そこで、Bluetoothのキーボードとマウスを使って、「Endeavor NP11-V」をワイヤレスで操作できる環境にしてみることにした。

まず必要なのはBluetoothアダプタだ。今回使用したのは、アイ・オー・データ機器の「USB-BT21」。W15×D19×H5.6mmの超コンパクトタイプで、USB端子に接続してもまったくジャマにならないスグレモノである。

Bluetooth 2.1+EDR準拠の「USB-BT21」。重量も約2gと非常にコンパクト

背面のUSB端子に接続。とても小さいので、ほかのUSB機器との干渉が少ない

使用したキーボードはアイ・オー・データ機器のBluetoothモバイルワイヤレスキーボード「CPKB/BT」。非常にコンパクトで59キーしかないが、フルキーボードが必要な場合は「Endeavor NP11-V」付属のものを使えば良いので、これくらい機能を絞っても問題ないだろう。

マウスはマイクロソフトの「Bluetoothノートブックマウス5000」を使用した。本体とキーボードがコンパクトなので、マウスもコンパクトタイプを選んでみた。

W151.5×D92.1×H14mmで重量は約170g。片手で持ちながら入力できる

4ボタン光学式のBluetoothマウス。単4電池2本を使用する

ポータブルDVDスーパーマルチドライブ「DVRP-U8XLE2」(オプションとして選択可能)

なお、これら製品のデバイスドライバはそれぞれ添付CD-ROMに収録されているので、アイ・オー・データ機器製ポータブルDVDスーパーマルチドライブ「DVRP-U8XLE2」(オプションとして選択可能)などの光学ドライブを接続し、インストールするといいだろう。より手軽にインストールしたいなら、まずは有線でインターネットにつなぎ、メーカーのWebサイトのサポートページからダウンロードすると良い。また「Endeavor NP11-V」を2~3台目のPCとして使用しており、光学ドライブ付きPCが他にある場合は、それらで読み込んだ後にUSBメモリを使ってコピーするという手もある。筆者の場合は、USBメモリを使った方法を選択した。

周辺機器のデバイスドライバは、ネット上からダウンロードしたり、USBメモリでコピーしたりするとお手軽だ

デバイスドライバをインストールしたら、Bluetooth機器を認識させよう。タスクトレイのアイコンをダブルクリックして接続ソフトを開き、キーボードとマウスを認識。画面の指示に従うだけで、簡単に接続可能だ。認識する前に、あらかじめキーボードやマウスの電源をオンにしておくことを忘れずに。

デバイスドライバのインストールを行なう。マウスが必要になるので、まずは標準のものを有線で接続しておこう

認識されたBluetooth機器。これでワイヤレスキーボード・マウスが利用できる

筆者の場合は、まずはPC用のディスプレイで設定&動作確認を行なった後、リビングのTVに再接続を行った。コードがジャマになることがないので、使用感は非常に快適。ちょっと離れた場所からでも操作可能で、まさに場所を選ばずに使用できる。液晶TVを使う場合だけでなく、普通のディスプレイ使用時にも快適さはアップするだろう。

ワイヤレス入力デバイスで「Endeavor NP11-V」を使用。キーボードやマウスを自由に動かせるので非常に快適だ