機器のワイヤレス化の利点は、自由に持ち運べるという点だけではない。ケーブル類がスッキリとまとまるのでコードにホコリが溜まることがなく、また本体背面に熱がこもることも防げるのだ。ここで、ワイヤレス化した場合と有線で接続した場合の背面の様子をご覧いただこう。

すべて有線で接続した場合の配線

Bluetoothアダプタと無線LANアダプタ、ワンセグチューナーを利用したところ。「Endeavor NP11-V」に接続しているケーブルは2本しかない。その効果は一目瞭然だ

掲載した写真を見ればわかるように、Endeavor NP11-V」に接続しているケーブルは2本のみ。ディスプレイの電源ケーブルを入れても、机上には3本のケーブルしか存在しないことになる。長いケーブルの処理にイライラすることもなくなるのだ。

また、スピーカーやヘッドフォンもBluetooth対応にすれば、快適さはより向上するだろう。Bluetooth対応スピーカーやヘッドフォンは数多く発売されているが、なかでもオススメなのはケンテック・エムエスの「odio Bluetoothワイヤレススピーカーシステム」だ。離れた場所でも音を再生できるので、家中のどこででも音楽を楽しめる。また簡易防滴機構を採用しているため、お風呂場でも使えるのがうれしい。「Endeavor NP11-V」にiTunesをインストールして利用すれば、ワイヤレスで家のどこでも音楽を聴けるようになるわけだ。

左がiTunesで、右が防滴仕様のBluetoothスピーカー「odio Bluetoothワイヤレススピーカーシステム」。iTunesをインストールすれば、「Endeavor NP11-V」上の楽曲データをお風呂場でも聴けるようになる