厚生労働省の「次世代認定マーク」

日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、従業員の子育て支援のための行動計画を策定/実施し、その結果が一定の要件を満たした場合に認定される厚生労働省の「次世代認定マーク」を2007年に引き続き2期連続で取得したと発表した。

次世代認定マークは、「次世代育成支援対策推進法」に基づき、従業員規模常時301人以上の企業に策定/届け出が義務付けられている「行動計画」をもとに、その実施状況が一定基準を満たしている場合に認定される制度。男性社員の育児休業取得者の実績や、女性の育児休業取得率が70%を超えていることなど、従業員が仕事と子育てを両立するための雇用環境の整備状況や取り組みなどが評価の基準となる。

日本HPでは、期間内に18名の男性社員が育児休職を取得者したほか、産休を取得したほぼすべての女性社員が育児休職を取得している実績をはじめ、社員向けの産休育休の説明会、育児経験のある社員との交流会の開催、マネージャ向けの出産/育児のサポート冊子の配布、両立を実践している社員の紹介など、制度の認知度を高め、実際に制度を活用できる環境の整備に取り組んだ結果、2007年に引き続き二期連続でこのほど次世代法認定事業主として認定されたとしている。