カシオ計算機は26日、環境保護活動を支援する「G-SHOCK」と「Baby-G」4モデルを発表した。発売は6月27日。価格は、GW-9102Kが31,500円、BGR-3001Kが22,050円、GW-200Fが33,600円、BGR-300Fが16,275円。なお、売り上げの一部を寄付することで、「アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)」、「アースウオッチ(EARTHWATCH)」の2つの団体をサポートする。
同社では、1994年よりイルカやクジラの生態に関する調査・研究や教育活動を支援することを目的に、G-SHOCKブランドから「国際イルカ・クジラ・エコリサーチネットワーク」モデルを発売。その後も様々な環境保護団体とコラボレートしたモデルを展開している。
今回、国際イルカ・クジラ・エコリサーチネットワークモデルとして発表されたのは、G-SHOCK「GW-9102K」とBaby-G「BGR-3001K」。GW-9102Kは、防錆構造を持つ「GULFMAN(ガルフマン)」をベースとし、1994年の初代モデルのカラーリングを引き継ぎ、イエローのバンドとブラックのフェイスを採用している。一方、BGR-3001Kでは、フェイス周りにスケルトン素材のパーツを用い、透明感のある海のイメージを追求した。バンドやELバックライトのイラストには、G-SHOCKにクジラ、Baby-Gにはイルカを採用している。
また、耐衝撃ダイバーズウオッチ「FROGMAN(フロッグマン)」をベースモデルにしたG-SHOCK「GW-200F」と、アマゾン地帯に分布するユリに似た花である「アマゾンリリー」をバンドにプリントしたBaby-G「BGR-300F」も発表。GW-200Fでは、本体色に植物の葉をイメージしたグリーンを採用したのに加え、光沢塗装も施している。
このほか全モデルで、2009年のテーマである「Love the Sea And the Earth」を表すシンボルマークを裏蓋に刻印。デザインは、未来に向かって環境のことを考えるプロジェクト「kurkku(クルック)」が担当している。防水性能は20気圧防水(GW-200Fのみ200m潜水用防水機能)。バッテリーインジケーター表示、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替などの機能を備えるほか、"自然に優しい"太陽光発電の「タフソーラー」を搭載する。