ポータビリティに配慮した新アイテム「L1 Compact portable line array system」

ボーズは16日、「L1 system」に新たにラインアップされる「L1 Compact portable line array system」を発表した。発売日は6月10日で、価格は14万4,900円。

L1 Compact portable line array systemは、PA・モニター・アンプのすべてを兼ね備える「L1 system」に、容易にセットアップ可能で、なおかつ優れたポータビリティを実現した製品。中高域のラインアレイ効果を持つスピーカーアレイや、PA・モニター・アンプ・ミキサー・EQの機能や低域用ウーファーを内蔵したパワースタンド、フロア設置ポジション用のエクステンション(2本)で構成される。

同製品はステージから会場全体の隅々(水平180°)まで、均一な音響エネルギーで満たす「Bose Spatial Dispersion loudspeaker technology」を採用するほか、ハンドマイクとアコースティックギターの特性に合わせ、それぞれの音色を自動で最適化する2種類の「ToneMatch signal processing circuitry」を内蔵する。また用途や、会場のサイズに合わせ、複雑な配線作業などを必要としない2パターンでの設置が可能となっている。そのほか楽器やマイクだけでなく、MP3プレーヤーや、DVD、CDなどでも利用可能だ。

付属品として「パワースタンド専用スリップカバー」(左)と「エクステンション専用キャリーバッグ」(右)の2点が同梱される

ステージのサイズに合わせたセッティングが可能だ。左がテーブル設置ポジション、右がフロア設置ポジションとなっている