GNUプロジェクトは4月30日、ストリームエディタの最新版「GNU sed 4.2」をリリースした。UNIX系OS汎用のソースコードは、同プロジェクトのFTPサーバおよび各地のミラーサイト経由で配布される。

ライセンスがGPLv3に変更された「GNU sed 4.2」

前バージョンv4.1.5以来3年2カ月ぶりとなる今回のリリースでは、ライセンスをGNU GPLv3に変更。シンボリックリンクを追跡するオプション「--follow-symlinks」が追加されたほか、無効なマルチバイト文字が含まれる場合でも影響を受けないための内部コマンド「z」が新たに用意された。UTF-8ロケール使用時の高速化や、マルチバイト処理時の不具合修正なども行われている。