ISBNコードの入力による、1冊ずつの登録

それでは実際に、所蔵書籍の情報を登録していきましょう。メイン画面で[ファイル]メニュー→[新規登録]を選ぶと登録専用のウィンドウが開きますので、左上のISBN欄に所蔵している書籍のISBNコードを入力します(図4)。

新規登録ウィンドウでISBNコードを入力する。入力欄の右にある検索アイコンをクリックすると裏でWebにつながり、必要な情報を取得してくれる(図4)

このとき、ハイフンはなくても構いません。入力後、入力ボックスの右隣りにある検索アイコンをクリックすると、ソフト側で自動的にインターネットに接続し、書籍のデータをamazon.co.jpの登録情報から取得してくれます(図5)。残りの空欄には適宜、必要な情報を追加入力しましょう。例えば分類コードに数字を手入力することで、分類欄を埋めることができます。ここでより詳細な情報を登録することで、後の管理がしやすくなります。

検索実行後の画面。タイトル、作者、発行所などに情報が入力された。分類コードに数字を入力すると、販売対象、発行形態など分類上の情報が新たに加えられる(図5)

次に、「タイトル登録」タブから、隣のタブの「詳細登録」タブに移動してみましょう。このタブでは定価やページ数、初版発行日などが確認できます(図6)。

詳細登録タブには、より具体的な情報が入力されている。内容紹介のコメントはamazon.co.jpの登録情報によるもので、使用者側で適宜修正が可能である(図6)

備考欄に個人的な感想やメモを入力しておくのも良いでしょう。例えば「学生時代に読んで感銘を受けた」「○君に貸し出し中」などと入力しておけば、蔵書検索の際に「学生時代」や「感銘」、「○君」、「貸し出し中」などのキーワードでヒットするので、検索に役立ちます。また、購入/未購入の欄を「未購入」にしておくと、シリーズものの書籍において未購入の巻は何巻だったか、などの確認がスムーズにできることでしょう(図7)。

備考欄の使い方は本人次第である。メモや感想などを入力しても面白い。購入/未購入の欄を使うことで、未購入の本のリストも簡単に作れる(図7)