セーバーは、同社が開発・提供する携帯電話向け動画ストリーム配信システム「Saver Live Server」を機能強化し提供を開始した。

Saver Live Serverは、長時間の映像やライブ映像の携帯電話向け配信を実現する配信プラットフォーム。オンデマンドおよびライブストリーム配信に対応し、スポーツ中継や監視カメラ等の即時性が求められる用途にも対応が可能だ。動画ファイルは独自の圧縮技術を用いて専用の配信サーバからストリーム配信し、最大30fpsの高フレームレートを再生可能。 動画を再生するには専用のビューワアプリが必要。

同製品はサーバ単位のソフトウェアライセンスとして提供されており、自社環境で携帯動画ストリーム配信システムの構築が可能となっている。

今回のバージョンアップでは、通信データ容量の制限等で実現が難しかったauにも対応し、携帯3キャリアで利用が可能になった。また、ムービーの画像サイズが従来の240×180から480×360に拡大。また再生ロジックを見直し、より安定した高フレームレート再生が可能になったという。

同社のWebサイトでは、実際に携帯電話で動画を視聴できるデモが提供されている。