キングソフトは26日、統合オフィスソフトの最新版「キングソフトオフィス 2010」をリリースした。Microsoft Office 2007形式の読み込みに対応し、新たに独自のプラグインプラットフォームを搭載。同社が開発した様々なプラグインを提供する。

「キングソフトオフィス 2010」

キングソフトオフィスは、ワープロソフト「Writer(ライター)」、表計算ソフト「Spreadsheets(スプレッドシート)」、プレゼンテーションソフト「Presentation(プレゼンテーション)」の種類のソフトを含むオフィスソフト。今回のバージョンアップでは、MS Office最新版のファイル形式(.docx,.xlsx,.pptx/OfficeOpenXML 形式)に対応した。

また、手間のかかる表の作成がワンクリックでできる「表のスタイル」や、スライドをFlashで書き出すなど、様々な機能を独自開発のプラグインで提供。さらにSpreadsheetsに新たに25の関数が追加され、データベースや統計計算への応用も可能となっている。

ダウンロード版は「Standard」が4,980円、「Standard VBA 対応版」が5,480円など。パッケージ版はオープン価格で、4月24日より販売される予定。なお、同製品の2007/2007 Plusを利用中の場合、自動アップデートにより順次2010版にバージョンアップされるとのことだ。