スイス・バーゼルにて開催されている「BASELWORLD 2009」のカシオ計算機ブースでは25日(現地時間)、ソーラー電波ウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」のプレミアムラインに新モデル「OCW-S1250TC」が発表された。発売は6月を予定している。価格は、17万8,500円。

サイドボタンにもブラックIPを施すなどブラックをアクセントとした特別仕様モデル「OCW-S1250TC」

OCW-S1250TCは、2008年9月に発表された「OCW-S1200」をベースとした特別仕様モデル。OCW-S1200と同様に世界6局電波受信、針位置自動補正に対応する第三世代電波ソーラームーブメント「タフムーブメント」を搭載する。

今回発表されたモデルの特徴は、ブラックを基調としたクオリティーを感じさせる素材の採用。ベゼル部分には、耐摩耗性に優れ錆びに強いグレーIPを施したほか、ブラックセラミックをベゼルリングに採用。多面鏡面研磨加工により、セラミックならではの美しい輝きを最大限に生かしたという。

ブラックのメッキ処理をした立体感のある時字にホワイトの蓄光塗料を組み合わせたフェイスデザインも印象的

また、メタルの美しさを引き立たせるために、ケース側面からバンド側面には、「ザラツ研磨」処理を採用。マット処理を施したブラック文字板と、無反射コーティングのデュアルカーブガラスを組み合わせることで、視認性を向上させている。

なお、裏蓋には立体的なブランドロゴをエンブレムとして鍛造加工し、バックルにも別体パーツでブランドロゴを配している。

機能面では、世界29都市ワールドタイム(29タイムゾーン、サマータイム設定機能) +UTCの時刻表示、ホームタイムの都市入替機能、針位置自動補正機能、フルオートカレンダー、ストップウオッチ(1/20秒、24時間計、スプリット機能)、バッテリー充電警告機能、日付・曜日表示を装備。連続駆動時間は、パワーセービング状態で約23ヵ月(フル充電時)。大容量ソーラー充電システム「タフソーラー」を備え、5気圧防水に対応する。サイズは、47.2×42.4×11.3mmで、重さは92.2g。