3月6日、IDUG(International DB2 Users Group)主催の「XMLプログラミング・コンテスト」の最終審査会が開催され、優勝者が決定した。最終審査会には、途中審査を通過した6名が参加し、白熱したプレゼンテーションを繰り広げた。審査員の方々が順位を付けるのに苦慮するほど秀逸ぞろいだったという、最終審査に残ったアプリケーションやコンテストの模様を紹介しよう。

最終審査に残った6つのアプリケーション

厳しい審査を勝ち抜いて、最終審査に残った6つのプログラムの概要は以下のとおりだ。

アプリケーション名 ?ナニタベル?
応募者 川口貴信氏
概要 企業のWebサイトからレシピを取得し、そのレシピと冷蔵庫内の食材などのデータを照合し、調理に不足している食材情報を提供する

アプリケーション名 XMLDBによるCMDBシステム
応募者 日本総合研究所 武田成広氏・種田聡氏
概要 マルチベンダー環境での利用を目的に、格納データの種類と変化に対して柔軟に対応できるスキーマレス型XML DBを活用したCMDB(Configuration Management Database:構成情報管理データベース)システム

アプリケーション名 Webアプリケーションフレームワーク「Shinagawa Beta」
応募者 ネットプライス 今井剛氏
概要 XML DBの優位性の1つである「列を無限に追加できる」という性質を実現したWebアプリケーションフレームワーク

アプリケーション名 情報をつなぐアプリケーション「tunarg」
応募者 TDCソフト 織田雅之氏
概要 Webブラウザ上で図形や線を用いて、関係のある情報を簡単な操作でつないでいくことができるアプリケーション

アプリケーション名 動的コンテンツ管理システム「XmlCms」
応募者 巽卓史氏
概要 Webアプリケーションサーバ上で稼働し、Webブラウザを介してXMLドキュメントの追加・更新・削除を可能にする

アプリケーション名 Office Open XMLをDB2に格納するシステム
応募者 ソラン 小西啓介氏
概要 Web上で、Office Open XMLドキュメントの登録・取得・各構成パーツやアイテムの表示・取得、SpreadsheetMLの共有文字列のインライン化を可能にする