セイコーエプソンは、レンジファインダータイプのデジタルカメラ「R-D1xG」を、4月9日より発売する。価格はオープンだが、推定市場価格は27万円前後。
エプソンは、2004年7月に世界初となるレンジファインダー デジタルカメラ「R-D1」を発売、その後改良モデルの「R-D1s」にモデルチェンジした。今回発売される「R-D1xG」は、細部に改良を加えた後継機種にあたる。
撮像素子や画像処理技術は変わらないが、液晶モニターに固定式の2.5型を採用(R-D1s:可動式2.0型)。最大32GBまでのSDHCメモリーカードに対応した。細部ではシャッター押し込み時の感触も改善したという。また、「R-D1xG」にはホールド性を高める取り外し可能なハンドグリップが同梱される。本体刻印は「R-D1x」となり、商品名の「G」は取り外し可能なハンドグリップを表わす。
主な仕様は、23.7×15.6mm 610万画素CCD、EMマウント(M型互換)、撮影画角:レンズ表記焦点距離の1.53倍相当、ファインダー倍率1.0倍、電気制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター、シャッター速度1/2000-1秒およびバルブ、露出制御方式:絞り優先AE/マニュアル、23万ドット2.5型TFT液晶モニター、撮像感度ISO 200/400/800/1600、SD/SDHCメモリーカード、サイズ142.0(W)×88.5(H)×39.5(D)mm、重量約570g(本体のみ)。