バッファローは25日、ネットワーク対応ハードディスク「LS-1.0TGL-R」を発表した。発売は3月上旬を予定しており、価格は、2万1,000円。

レグザの録画時間を延ばすためのNAS「LS-1.0TGL-R」

同製品は、東芝の液晶ハイビジョンテレビ「レグザ」シリーズのLANハードディスクとして動作確認が済んでいるNAS。同社によると、レグザユーザーに、気軽にテレビのオプションとして使ってもらえるように低価格化し、さらにレグザと接続して使用するための専用マニュアルも付属したとのことだ。

対応しているレグザは、ZH7000/Z7000/ZH500/ZV500/Z3500/Z2000の各シリーズ。搭載されているHDDの容量は1TBで、地上デジタル放送を、そのままの画質で約106時間録画可能。レグザとの接続は、レグザのネットワーク端子に付属のケーブルで接続するだけだ。

レグザシリーズのHDD内蔵モデルでは、最新機種でも容量は300GB。多くの番組を録画していくと、空き容量が不足してくるというケースもあるだろう。レグザの場合、USBやeSATA、LANなどで接続されたHDDにも、内蔵HDDと同様に録画が可能だが(モデルによって、接続できるHDDのタイプは異なる)、USB/eSATAタイプの外付けHDDの場合、レグザに登録できる台数は8台までで、同時に使用可能なのは1台だけだ。それに対して、LAN接続の場合には、同時に8台までのHDDを使用可能となっている(要ハブ)。なお、LS-1.0TGL-Rは、番組の録画/再生は可能だが、レグザシリーズの一部のモデルに搭載されている「サーバーダビング」(ネットワーク上のDTCP-IP対応サーバーへのダビングやムーブを行う)には対応していない。

LS-1.0TGL-Rは、NASなのでPCなどからネットワークストレージとして使用することも可能だ。ただし、レグザの録画用として使用している場合は、PCのストレージとしては使用できない。LS-1.0TGL-Rには、USBポートが2基搭載されているが、これはNASとして使用する場合に増設のUSBデバイスを繋ぐためのもので、PCなどとの接続には使用できない。