今週の家電"売れ筋"週間ランキングでは、ムービーカメラの人気機種をチェックしたい。ランキング集計には、売り場面積約5,500坪で都内最大級の品揃えを誇るヤマダ電機 LABI品川大井町店にご協力をいただいた。

1月27日~2月2日家電"売れ筋"週間ランキング - ムービーカメラ編

順位 メーカー 型番
1位 日本ビクター GZ-HD300
2位 ソニー HDR-SR12
3位 パナソニック HDC-HS9
4位 パナソニック HDC-HS100
5位 パナソニック HDC-TM300
6位 日本ビクター GZ-MG840
7位 パナソニック HDC-HS300
8位 日立製作所 DZ-HS803
9位 パナソニック SDR-H80
10位 ソニー HDR-TG1

今週の"売れ筋"ランキングでは、日本ビクターのハイビジョンムービー「Everio」の最新モデル「GZ-HD300」が1位となった。1月の発表以来、話題となっていた同モデルは、HDD内蔵ハイビジョンムービーカメラとしては世界最小/最軽量の幅53mm×高さ68mm×奥行き113mm、質量325g(グリップベルト含む)を実現したタイプ。内蔵HDDは60GBで、YouTubeへのアップロード機能や、iTunesへの動画転送機能も備えている。なお、同時に発表された「GZ-HD320」は120GBのHDDを内蔵する。現在、店頭実売価格は、9万3,800円程度(同店調べ)。

日本ビクター「Everio」の新モデル「GZ-HD300」

セールスアドバイザー 松本章裕さん

同店のセールスアドバイザー 松本章裕さんは「GZ-HD300は、フルハイビジョンタイプの中で10万円を切っているという価格面の訴求力が高いです」と話す。もちろん、そのコンパクトサイズも注目を集めているが、「ルージュレッド、ロイヤルブルー、プレシャスシルバーと3色ある豊富なカラーバリエーションが女性に受けています」という。さらに、エナメルタイプなども用意されたオンプションのポーチも合わせて購入していくケースが多いそうだ。

日本ビクター製と並んで人気を博しているのがパナソニック製ビデオカメラ。被写体の動きに合わせて、ピントと露出を最適に調整し続ける「追っかけフォーカス」や撮影シーンを自動で判別する「おまかせiA」を搭載するなど「簡単にキレイに撮れる機能が採用されています」とのこと。また、5位にランクインした「HDC-TM300」は「メモリータイプとなっており、軽量化を実現したことで持ち運びにも便利になっています」と説明してくれた。キヤノンやソニーの新製品は2月後半より投入予定となっており、今後の動向も気になるところだ。