メモリモジュールをハッキング!

センチュリーマイクロの「SPD PROGRAMMER」は、メモリモジュールのSPD情報を書き換えることができるというマニアックな製品。SPDの読み書きには専用の編集ソフトが付属するが、画面には16進の数字がひたすら並ぶだけなので(一種のバイナリエディタ)、上級者以外は手を出さない方が無難だろう。最悪、メモリが正常に動作しなくなる可能性もある。

センチュリーマイクロの「SPD PROGRAMMER」。スロットは上からDDR/2/3

付属ソフトの画面。どのアドレスが何のデータか知らないと話にならない

DDR/DDR2/DDR3用のスロットが用意されており、PCとはUSBで接続する。前述のように、編集ソフトは付属しているが、ソースコードも同梱されているので、プログラムを書けるようなら、もっと使いやすいインタフェースを作ることも可能だろう。この製品はT-ZONE PC DIY SHOPでの独占販売となっており、価格は19,800円。

「MUGEN」に後継モデル

CPUクーラーの新製品は、サイズの「無限弐」。名前から分かるとおり「MUGEN」の後継モデルで、ヒートシンクを5つのブロックに分割するなどの改良によって、冷却性能が10%向上したという。価格は5,000円前後。

ヒートシンクが5分割になった

付属のバックプレート

新開発の固定方法「Flip Mount Super Back-Plate」機構により、LGA1366にも対応している。本体は130×100×158(H)mmと大きめだが、冷却ファンは任意の側に取り付けることが可能なので、汎用性は意外と高そうだ。

真冬こそ水冷?

Thermaltakeからは、水冷システム用のリザーブタンク「SR100」が発売。容量は225ccで、同社のBigWaterシリーズなどと組み合わせて使用することが可能だ。メリットとしては、冷却液の補充が簡単になる、水位の確認ができる、見た目が派手になる、などが考えられる。価格は6,000円前後。

「SR100」はタンクのみ。組み合わせは自由だ

噴水のようになっており、見た目も涼しげ

またKoolanceからは、LGA1366にも対応した新型の水冷CPUヘッド「CPU-350AT」が発売となっている。CUSTOMでの価格は13,800円。従来モデルCPU-330/340をLGA1366に取り付けるためのアダプタキット「BKT-CP009K」も同時に発売されており、こちらの価格は2,980円だ。

Koolanceの水冷ヘッドもLGA1366に対応

これは従来モデル用のアダプタ「BKT-CP009K」