メールアドレスだけでギフトが送れる「ソフトバンクギフト」が開始

ソフトバンクモバイルは30日、ソフトバンクギフトともに携帯電話のメールアドレスだけでギフトを贈り、コンビニエンスストアで受け取れる「ソフトバンクギフト」サービスを11月4日から開始すると発表した。サービス開始に伴い、ソフトバンクの携帯ユーザーにもれなくプレゼントを贈る「お父サンタキャンペーン」も実施する。実施期間は12月1日から25日。

ソフトバンクギフトは、携帯でギフトを購入できるサービスで、その中に設けられた「ぷちギフト」が今回のサービスに対応する。ぷちギフトで商品を購入すると、贈り相手のメールアドレスにメールが送信され、そこから商品引き替え用のバーコードが得られる。あとはそれをコンビニエンスストアのセブン-イレブン店舗に持っていき、バーコードを表示した携帯の画面をレジで見せればいい。

サービス自体の利用料金は無料だが、月額315円のS!ベーシックパックへの申し込みは必要。商品の購入代金は、「S!まとめて支払い」で携帯の利用料金と一括して支払うことができる。サービスは11月4日から開始される。

今回のサービスは、セブン-イレブンが協力したことで実現。全国約12,000の店舗で商品を受け取れる。贈ることができる商品は、セブン-イレブン店舗にあるコーヒー飲料など7商品だけだが、今後はセブン-イレブン以外の受け取り先や商品の拡大をしていく予定だ。

同日開催された会見で、ソフトバンクの孫正義社長は、「義理チョコや残業している同僚におにぎりを贈る」といった「ちょっとしたものを贈る」際に利用できるサービスだとしている。住所は知らないし聞くまでもないというちょっとしたギフトを贈るときに利用できるサービスとして、今後サービスを拡大していく。

12月から開始される「お父サンタキャンペーン」は、同社のテレビCMなどで人気の「白戸家のお父さん」がサンタクロースになって、同社携帯のユーザーの内、S!ベーシックパック未加入またはプリペイド携帯利用者以外のすべてのユーザーにぷちギフトを贈る、というもの。

キャンペーンサイトにアクセスして抽選を行うと、その場で結果が表示され、セブン-イレブンの賞品が当たった場合は、表示されたバーコードを使ってセブン-イレブン店舗で商品が受け取れる。「お父さん」関連の壁紙や着信ボイス、壁紙などのコンテンツを含め、もれなくプレゼントが当たるキャンペーンとなっている。